2013/01/24

孤立無援の唄


ネェ何か
おもしろいことないかなァ
貸本屋の
のき下で雨やどリ
君は
むずかしい顔して
立読みしながら
本を盗んだ
ぼくの
自転車の
うしろで
孤立無援の思想を読んだ

春になったら
就職するかなァ
壁に向って 逆立して
笑った
机の上の
高橋和己は
おこった顔して
さかさに見える
どうして
生きていいのか
解らぬ ふたりが
畳の上に ねそべっている

ネェ何か
アルバイトないかなァ
君はモノクロ
テレビのプロレス見てる
ふた引まいつも
負け役みたい
でんぐリ返って
地獄がためだネ
窓ガラス
あけると
無難にやれと
世の中が 顔をしかめてる

ネェどうにか
やってゆけるかなァ
タッグマッチの
君が いないから
ぼくは
空を飛べない
年老いた
スーパーマンみたい
どうして
生きていいのか
解らぬぼくが
畳の上に ねそべっている

「語り」
葉書き ありかどう
君といた時間が
長過ぎだのかもしれません
ぼくは もう少し
こうしていたい気持ちです
新しい背広を着た
真面目な君を見るのは
少し恐い気もしてます
でも 近いうちに
君に逢いたいと思います

(以下隨興翻譯,並不準確,我也沒有翻準的能力。)


嘿 怎麼了

怎麼都沒有什麼有趣的事呢?

在租書屋的

屋簷下躲著雨

懷念的你的臉龐

無法站著看完

就把書偷走了

在我的自行車後

閱讀著孤立無援的思想


已經到春天了

不去就職嗎?

向著牆壁倒立

看見了桌上的

高橋和己生氣的臉孔

顛倒著


該如何生存下去才好呢

無法了解的兩人

一起在塌塌米上 平躺著


嘿,怎麼了

為什麼不去打工呢?

你在單色的映像管電視前看著摔角

兩個人好像輪流扮演失敗的角色

翻來滾去

就像為了到地獄去一樣

把玻璃窗打開

挖苦著窗外那些 在世上好像沒有苦難 ㄧ般的臉孔


嘿,不知為何

一點幹勁也沒有

在沒有你的雙人摔角比賽



飛不起來

就像上了年紀的超人一樣

該怎麼生存下去才好呢?

無法了解的我

在塌塌米上頭平躺著

(待翻譯)