2009/06/30
電車かもしれない
「電車かもしれない」 / たま
ここに今ぼくがいないこと誰も知らなくて
そっと教えてあげたくて君を待っている
ホラ もうそろそろだよ
物理の成績の悪い子どもたちが 空中を歩き回る時刻
夕方ガッタン電車が走るよ夕間暮れの空を
ぼくらは生まれつき體のない子どもたち
ここに今ぼくがいないこと誰も知らなくて
そっと教えてあげたくて君を待っている
ホラ 寂しい広場では
まるで算數を知らない子ども達が 砂を耳からこぼしているよ
台所ゴットン電車が通るよよそのうちの中を
ぼくらは生まれつき體のない子どもたち
夕方ガッタン電車が走るよ夕間暮れの空を
ぼくらは生まれつき體のない子どもたち
誰也不知道我現在已經不存在了
我在這裡等著悄悄地告訴你這件事情
喂 已經是時候了
到了物理成績不好的孩子們在空中行走的時間了
在傍晚時分電車「咣噹噹」地穿梭的暮色中
我們這些一生下來就沒有身體的孩子 開始了行走
誰也不知道我現在已經不存在了
我在這裡等著悄悄地告訴你這件事情
看! 在寂靜的廣場上
就連算數也不明白的孩子們 自耳間掉落出沙粒
在電車哐當駛過站台的一瞬間
自我們這些一生下來就沒有身體的孩子的耳間 有沙粒掉落
在傍晚時分電車「咣噹噹」地穿梭的暮色中
我們這些一生下來就沒有身體的孩子 開始了行走
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